11月3日、文化の日にあるギャラリーがひっそりオープンしていました。
場所は広島県福山市。
2009年7月に、パリのアトリエで知り合った友人が実家のある福山で亡くなりました。
(2009年7月の記事にも書いています。)
彼女は渡仏前は多摩美で日本画をやっていて、年も近いしそんな共通点もあり、アトリエに入った日も同じですぐに意気投合。
一緒にお弁当食べたり、あちこち一緒に出かけたり、ロロも可愛がってもらってました。
もっともっと色んな話をしたかった と思えばきりがない。
彼女を思い出すたび、そんな切ない気持ちになるけど、今はただ彼女の魂の幸せと残された人たちのこれからの幸せを願うばかり。
彼女の遺品をパリから送ったりしたのがご縁で今はそのご両親と繋がって、一緒に彼女の思い出を共有しています。
そしてご両親がアーティストだった彼女のために実家にギャラリーを作りました。
設計は彼女の従姉妹がされたそうです!
家族の愛を感じます。
Gallery Ailie(ギャラリー・アイリー)
アイリーは彼女のパリでのアーティストネーム。
パリから日本に戻ったら一度墓前にお参りしたいと思っているうちに、ギャラリーを作っているというお話を聞いて。
完成したらいらして下さい と言って頂いていたので、ギャラリーオープンのお祝いと仏前へのお参りを兼ねて今回福山まで行ってきました。
近隣の観光案内までして頂きました。紅葉のきれいな山道を通って瀬戸内海へ。
福山市、鞆の浦(とものうら)の町。ポニョに出てくる景色のヒントになった場所だそうです。
鞆の浦の小さな港町と、瀬戸内海に浮かぶ仙酔島。
鞆の浦のホームページ
ロロにもお土産を ということで、ポニョ人形買って頂いちゃいました。笑
さっそくポニョたん、ロロの餌食に......!