つづきまして〜
少しさかのぼりますが、2月の23日に一足早いお花見をして来ました!
伊豆半島は河津というところに咲く、その名も「河津桜」。
JRの駅のポスターでも大々的に宣伝していて、とても濃いピンク色の早咲きの桜。
パリにいた時、市内のちょっとした公園や郊外のseaux公園に咲くあのピンクの濃い、ものすごく華やかな八重の桜が咲いていたのがいつも2月の終わりから3月半ばかけて。
あの桜と同じもののことかな? と想像しながらいざ現地へ。
実際の河津桜は、形は染井吉野、色は桜と桃の花を混ぜたような濃いめのピンク色。
オオシマサクラ(http://ja.wikipedia.org/wiki/オオシマザクラ)とカンヒサクラ(http://ja.wikipedia.org/wiki/カンヒザクラ)が自然交配してできた品種で、この河津町あたりだけのものみたいです。
桜にもすごく色々あるんですね! 知らなかった〜
パリの八重桜ほどの女王的な華やかさではなく、染井吉野ほど儚げではないけれど、可憐な可愛らしい桜でした。
この河津桜は、母に誘われて日帰りのバスツアー(相変わらずコレが好きな母。。)で行ったのですが、他にもいろ〜いろくっついてました。
その1つがこの伊豆地方独特の風習である「吊るし雛」を見る、というもの。
雛壇の横に、無病息災などの他色々な願いを込めてそれにちなんだ人形を端切れで作って、それを吊るして飾るんだそうです。
初めて見たのですが、とってもかわいい! 端切れといってもちりめんっぽいしっかりした厚みのある布で、でも色んな柄や色を使ってあってとても賑やか。
モチーフもそれぞれかわいいんです! ネズミに米俵で「富」を表現したり、赤い目のうさぎが病気を退治する力を持っている、というのでウサギがいたり、金太郎みたいな男の子の形をした「猿っ子」には「去る」にかけて災いが去るという意味が込められていたり。
他にも鯛や子供の遊び道具だった手鞠、邪気を払う桃 などなど。。。ステキです!
そしてイチゴ狩り食べ放題までついてました〜*
こちらハウスですくすく真っ赤に育った「秋姫」ちゃん!
何もつけなくても甘くて美味しかった〜〜〜 25個くらい頂きました(合掌)
そして小さなロープーウェイで山に登って。。。
駿河湾の端に浮かび上がる、まだ雪で真っ白な富士を拝みました。
日本満喫中!